


7月16日土曜日、補習校の運動会に行ってきました。
入場行進、選手宣誓、応援合戦等、新しいアイデアがいくつも盛り込まれ、女性ならではのきめ細かさ(スタッフは非常勤講師を除けば全部女性)が随所に感じられました。
各競技は毎年恒例のものがほとんどで、親子で盛り上がるスタイルは基本的には同じでしたが、印象的だったのは、私が補習校を離れていた2年の間に、ずいぶん新しい顔ぶれが増えていたことです。しかも、ほとんど幼児部や新一年生で、この子らが定着してくれれば、チェンマイ補習校のように60~70人規模の学校にできるかもしれません。
現在、在留邦人の中で補習校に継続的に通ってきているお子さんの比率はパーセンテージとしては少ないかもしれませんが、補習校を完全にスルーし、一度も補習校と係わり合いを持たないお子さんも、やはり少ないような気がします。子が生まれ、その子が幼稚園に上がる、あるいは小学校に上がる年齢に達しようとしたとき、どこの家庭でも、一度くらいは、「通わせてみるか」と考えることはあるでしょうし、実際に通わせる親も多いと思いますが、これまでは、一時的に生徒数が増加することはあっても、その子たちを、定着させることができませんでした。
しかし、ここで理解していただきたいのは、補習校は高い授業料を取る営利目的の学習塾ではなく、みんなの力で、やりくりしていかなければ、やっていけない「準公共」の学校だということです。
もしも、自分の望む「内容」や「環境」があるのなら、それは自分たちの力で実現しなければなりません。
幸い今のスタッフメンバーは、私が見たところ、かつてないほど強力な布陣で可能性を大いに感じさせてくれますが、それを生かすも殺すも、保護者や関係者全員のサポート次第だと思います。今がチャンスだと思います。
「これを逃さず、一気に軌道に乗せたい」
子供たちの熱戦を見ながら、そんなことを感じました。

「来賓席へどうぞ」と言われ座らされたその場所は、
「仲間はずれ席」だったとは・・・。
寂しそうに観戦する会長と事務局長
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